マインドフルFITT

マインドフルFITT

マインドフルFITTとは

人生100年時代を支える健康づくり先駆的プログラム

世界は人生100年時代を迎えているのにもかかわらず、便利なモノが増え、人々の身体活動量は低下しています。骨や筋力が弱ることで怪我をしやすくなり、生活習慣病の危険性も高まります。健康寿命を延ばすには、肉体的な健康が重要になってくる。しかし、ただ活動量を増やせばいい訳ではありません。重要なのは、バランスの取れた正しい姿勢/動作で活動することです。私たち“うごきのクリニック”は、全人類の日常生活に欠かせない「歩行」に着目し、正しい姿勢と動作での歩行をサポートすることで人々の健康増進を実現するプログラムを開発しました。大人になると歩けることは普通のことになってきてしまいますが、皆さん一人一人の歩くフォームは違います。この違いが、腰や膝、足首の故障に繋がります。また、運動能力や認知能力にも大きく影響しています。
人生100年時代、自分の足で正しく歩き続けることが健康の源です。マインドフルFITTエクササイズプログラムが、健康で豊かな未来を実現します。

マインドフルFITTの概要

マインドフルFITTは、深呼吸や足踏みエクササイズを活用したシングルタスクトレーニングと、足踏みしながらのダンスワークアウトを活用したデュアルタスクトレーニングを組み合わせたトレーニングプログラムです。
このアプローチは、身体機能と認知機能の統合的な向上を目的としており、以下のような多岐にわたる効果と症例への適応が期待されます。

◆ マインドフルFITTの特徴

1、シングルタスクトレーニングの要素
・深呼吸や足踏みエクササイズに集中することで、正しいフォームや動作パターンを身につけ、神経系や運動制御能力を向上。
2、デュアルタスクトレーニングの要素
・足踏みと同時にリズムや振付を意識するダンスワークアウトにより、認知機能や運動の複雑性に対応する能力を高める。
3、マインドフルネスの要素
・呼吸や身体の動きに意識を向けることで、ストレス軽減や精神的な安定を促進。

◆ 期待される効果

1、身体的な効果
・筋力や柔軟性の向上。
・バランス能力や体幹の安定性向上。
・姿勢改善による運動効率の向上とケガの予防。
2、認知機能の向上
・注意力、記憶力、判断力の強化。
・日常生活や仕事における複数タスク処理能力の向上。
3、精神的な効果
・ストレス軽減やリラクゼーション効果。
・不安やうつ症状の緩和。
4、日常生活への応用力の向上
・動作と認知の統合能力の強化により、生活や仕事の効率向上。

◆ 改善が見込める症例

1、高齢者の転倒予防と認知症予防
・歩行中のバランス能力向上と注意力強化による転倒リスク軽減。
・足踏み+簡単なリズム動作で認知機能を刺激し、認知症の進行を予防。
2、運動器疾患のリハビリテーション
・腰痛や膝痛患者の動作パターン修正。
・適度な負荷での足踏みエクササイズによる体幹強化。
3、精神的ストレスを抱える患者
・マインドフル呼吸によるストレス軽減と集中力向上。
・不安障害やうつ病の緩和。
4、スポーツパフォーマンスの向上
・正しい姿勢と動作パターンの習得。
・デュアルタスクトレーニングを活用した状況判断力や動作の柔軟性向上。
5、認知機能障害のリハビリ
・軽度認知障害や注意障害を抱える患者に対し、注意力と身体機能を同時に鍛える。
6、日常生活での動作改善
・デスクワーク中心の生活で固まった身体のリフレッシュ。
・体幹の安定性向上による肩こりや腰痛の軽減。

◆ 具体的なトレーニング例

1、シングルタスクモード
・ゆっくりとした足踏みをしながら、呼吸に意識を集中するトレーニング。
・動作パターンを分解し、正しいフォームを反復練習。
2、デュアルタスクモード
・足踏みにリズムを加え、簡単なダンスステップを組み合わせる。
・振付を覚えながら動作することで記憶力と身体の協調性を向上。
まとめ

マインドフルFITTは、シングルタスクとデュアルタスクの利点を融合した独自のトレーニングプログラムです。認知機能、身体機能、精神的安定の向上に加え、リハビリやスポーツパフォーマンスの向上、日常生活の質の改善にも貢献します。対象者の目的や課題に応じて柔軟にカスタマイズすることで幅広いニーズに応えることが可能な、革新的プログラムです。

マインドフルFITT開発チーム

代表  後藤 淳一
慶應義塾大学医学部競走部コーチ、トレーニング指導士
1982年より水泳・陸上競技などスポーツ選手を指導。専門は動作改善。医療系大学運動部指導を経て、1998年に慶応義塾大学医学部競走部のコーチに就任。40年の動作研究の成果を基に、ドクターと共同で姿勢改善プログラム>「マインドフルFITTエクササイズプログラム」を開発。運動選手の指導とともに、認知症予防、メンタルヘルス、腰痛防止など、人生100歳時代の健康向上に努めている。

阿部 耕治
あべ整形外科院長(https://abe-seikei.tokyo/doctor/)
慶應義塾大学医学部医学科卒業。同大学整形外科学教室入室後、多くの中核病院を歴任し、あべ整形外科を開設。積極的なリハビリ治療を含めた整形外科全般の治療に携わりながら、日本スポーツ協会公認スポーツドクターとして様々な陸上競技大会をサポートしている。医学博士(慶應義塾大学)、日本整形外科学会専門医、日本手外科学会専門医。

川野 泰周
RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長、臨済宗建長寺派林香寺住職
慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。うつ病、不安障害、PTSD、睡眠障害、依存症などに対し、薬物療法や従来の精神療法と並び、禅やマインドフルネスの実践による心理療法を積極的に導入している。

佐川 森彦
埼玉医科大学総合医療センター 血液内科 助教
慶應義塾大学医学部医学科卒業。医療法人社団平郁会日本橋かきがら町クリニック在宅診療部。医療法人社団志嵩会かなまち慈優クリニック副院長。

村上 明日香
オレンジ歯科医院院長(http://orange-dentalclinic.com)
昭和大学歯学部卒業/同大学院卒業(歯学博士)。昭和大学歯科理工学講座兼任講師。

効果と実績

通所介護(デイサービス)の協力のもと、様々な疾患を抱えデイサービスを使用している高齢者約50人にマインドフルFITTエクササイズプログラムを実践していただき、実践前後で起きる心身の変化を検証しています。
※実施者の疾患例:高血圧症、糖尿病、うつ病、リウマチ性多発筋痛症、骨粗鬆症 、膝痛等

1-10回実践した方は約73%の方に歩行調子や姿勢バランスにおいて効果を実感されています。
回数を重ねるほど効果を実感される方が多く、膝痛改善や転倒防止にも効果が期待できます。

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